令和4年度活動報告

令和4年度活動報告

大船町内会 会長 田子 裕司

(令和4年度大船町内会活動報告書より)

 

 今年度後半にはコロナのワクチン接種なども浸透し、だんだんと日常生活が戻ってきました。しかし、町内会の皆さんの「3密」に対する抵抗感がどの程度のものか判断が難しいこともあり、「各種団体連絡協議会」「敬老会」といった町内会館を利用するいくつかの会議・行事は中止しました。一方、後述のように大半の行事はコロナに対応して少し内容を変えながらも実施し、今年度を『再生の年』にするという当初の計画はほぼ達成できました。さらに、今年度は注目すべき成果が二点ありました。一点は「秋祭り」で社会福祉法人きしろ社会事業会(今年度賛助会員に加入)や鎌倉市環境部環境センター(今泉クリーンセンター)にご協力いただいたことです。二点目はきしろ、ふれあいの泉、大船地区社会福祉協議会などと協同し、65歳以上の方の「体力測定会」「スマホサロン」といった今までにない行事を開催しました。

 これは今年度の活動計画で述べたように、大船町内会が今必要としている新たな「知恵」と「力」であり、今後は多くの団体・機関と連携しながら、より強固な共助の関係を築いていきたいと考えます。

 ただし、このウインウインの関係を築くには町内会も自助努力しなくてはなりません。コロナの2年間でやや低下の感がある町内会活動へのモチベーションの回復、高齢化に伴う機動力低下への対策など大船町内会活性化に向けた課題は山積しています。